RAID(0/1/5)システムとは何か?
パソコンに搭載されているハードディスクが突然故障して、ハードディスクに保存していたデータが無くなってしまうと大変困ってしまいます。
このような事がおきない様に日頃から外付けのハードディスクなどにデーターのバックアップをしておくという方法があります。
バックアップの別の対応策としてRAIDという方法があります。
RAIDとはRedundant Array forInexpensive Disksの略で複数のハードディスクに書き込む内容を分散させることによって速度を高めたり、複数のハードディスクに同じ内容を書き込んだり、ハードディスクの故障時にデータを修復するためのデータを書き込むことによって、もしもの時にハードディスクが破損しても、データが失われないようにすることです。
ただし、1台のHDDが壊れた場合、すべてのデータが壊れてしまうので、耐障害性は低くなります。
RAID1はミラーリングと呼ばれ、複数のハードディスクに同じデータを記録することで、ディスクの耐障害性を高めるシステムです。
通常は2台のディスクが使われます。
片方のディスクの障害発生時に、他方のディスクが代替として機能するため、高い信頼性が得られます。
RAID5はRAID1と同じように複数のディスクにデータを均等に書きこみしますが、その際に誤り訂正符号(パリティ)も分散して書き込みます。
この誤り訂正符号によって、どれか1台のディスクが故障した際はデータの復旧が可能となります。
しかし2台以上のディスクが故障した際はデータの復旧はできないので注意が必要です。